LAMY Swift購入!機能美に溢れたボールペンです!
「Form follows function」という言葉があります。LAMY の大切にしている考え方で、直訳すると「形態は機能を形作る」。機能美のことです。ちなみに、ダイソンもこの標語を使っているみたいですよ。
私がLAMYを好きなのも「Form follows function」がデザインに現れていると思うからです。「無駄をなくした」というよりも、「必要なものだけで構成された」という感じが好きです。
これまではボールペンはLAMY 2000 4色を使っていましたが、LAMY 2000はLAMYの中では最も有名でなんとなくミーハーな感じがすること(LAMYいっぱい持っているのに!)、4色も不要で青1色でいいのではと思い、1色だけのボールペンを探していました。
購入したのはLAMY Swiftです。色はインペリアルブルーも綺麗だったのですが、銀系の方が飽きにくく洗練されたイメージかなと思ってパラジュームコートを選びました。もともとはローラーボールなのですが、ジェットストリームを入れています。
Swiftの特徴は、ノックするとクリップ部分が収納されることです。LAMY Dialog 2や3にも同じ/似た機能があります。不要なときには収納しておくというのはLAMYの特徴なのかもしれませんね。
クリップが収納されると円筒形になるので転がっていきそうですが、黒い突起部分があるために簡単には転がらないようになっています。
クリップの収納スペースを確保するためにノック部分は中心からずらしてついています。初めは中心にないことが気になりましたが、使うときに影響はないのですぐに慣れますよ。
グリップはついていないのですが、グリップ部分に穴が空いていて滑り止め代わりになっています。マットなボディに空いた穴から光沢ある金属がチラリズムして、デザインとしてもアクセントになっています。
文房具ファンが高級ボールペンを買うときに見るポイントの1つ、嵌合部が金属かどうか。プラスチックだと割れることがあるので、高級ボールペンでは金属であって欲しいところです。Swiftは白く処理された金属なので、安心です!
LAMYのデザインは大好きですが、あくまで「外側」の話です。「中身」の替え芯はジェットストリームが最強だと思っていて、ここ10年ぐらいジェットストリーム以外使っていません。
Swiftもいわばジェットストリームに着せる衣装です。Swiftへのジェットストリームの入れ方を検索するといろいろ先人の記事が出てきますが、以下のやり方が最も簡単でかつ重量のバランスもよかったです。
この記事の前半は検証部分で、実際にやらないといけないのは記事後半部分の①先の方のプラスチックをテーパーに削る、②M66と同じ長さになるようにお尻部分を切る、の2つです。それに加えて、私はペン先にブレを防ぐためのセロテープを巻いています。
そんなわけで、LAMYの中でノック式の1色ボールペンとして最も美しいのがSwiftだと思っています!キャップ式だとLAMY Studioも綺麗だと思いますが、仕事だとノック式の方が機動力があって便利ですもんね。
今はLAMY SwiftとペリカンM400万年筆をレギュラーメンバーとして持ち歩いています。どちらもドイツのメーカーですが、一方はモダンなデザイン、他方はトラディッショナルなデザインで、それぞれに気に入っています!
先日ドイツのフランクフルトの百貨店で文具コーナーを覗いたのですが、LAMYとペリカンが面積をとってフィーチャーされていて、嬉しかったなぁ。
LAMYを買うのはアマゾンの並行輸入品が正規輸入品の半額以下でオススメです。